わちがい【大町】vol.1 料理編

シフォン☆

2013年06月11日 06:49

大町駅前商店街にある、わちがい。
明治時代からの古民家を改装したとても素敵なお店で、地元の食材、伝統食がいただけます。
(この建物についてはコチラをご覧下さい)

わちがい膳〜小鉢六品〜
【にしんの炊き合わせ(本日の魚料理)】

上にのっているのは、地元で採れた旬のコシアブラのお浸しです。
コシアブラはよく天ぷらで食べられますね。

【今日の小鉢】

信州サーモン(菜花オイル、ポン酢仕立て)
季節のおぼろ豆腐(みょうがの甘味噌、この時期最後の「ヤブカンゾウ」のお浸し添え)
美麻豆(コシアブラのお浸し添え、柚子胡椒風味)
しみ大根(凍み大根):昨年秋に種まきし、冬の寒の前に掘り出し、干して味付け、お客様に出す前にゴマ油でソテーする)

【春の人参サラダ】
ゆがいた人参をニンニク・油でさっと和え、酒で蒸した鶏肉と野菜で絡める。
写真ではわかりにくいですが、野菜はブロッコリー、長芋、人参、スナップエンドウ、レタスがあります。
ソースが個性的で、ヨーグルト、生クリーム、塩、くるみが入っています。
適度な酸味があって、マイルドで美味しいです。


【じゃがいもまんじゅう】
そば粉を混ぜてあります。
その周りには株を初めとした野菜がたっぷり。
あたたかくて体に優しいです。



【おざんざ】

大町のうどんです。普通のうどんよりかなり細めですね。
「その昔、信濃地方では「うどん」や「そば」などの長い食べ物のことを「ざざ」とか「おざんざ」と呼んで、お客様のもてなしなどに好んで用いられていました。」(わちがいHPより)
おざんざは塩を全く使わず、納豆の酵素を用いて練られています。(でも納豆の風味はせず、納豆の存在は感じません)
この、納豆の酵素を用いたおざんざは、30年ほど前に大町温泉郷の宿主が、納豆が大好きで作ったとのこと。大町で食べられるのは、おそらくこちらと、温泉郷の河晶という宿のみでは、とのことです。


全体的に野菜たっぷり、味付けもやさしいです。
そしてボリュームが結構あります。
「でもね、ほとんど野菜なのよ。明日、効果がわかりますよ」と店主の渡邉さん。
ほんとに、毎日こんな食生活だったら体の中がすっきりしそうですね。

この日は天気がとてもよく、こんな素敵な庭を眺めながら食事ができました。
ゆったりとした贅沢な時間。


大町での文化財巡りの合間に、このランチは最高です☆

akane.y

わちがいHP
http://www.wachigai.com/cn12/cn10/index.html

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