老舗の酒蔵 市野屋商店【大町】vol.1
老舗の酒蔵 市野屋商店 福島敏雄さんのご案内
酒屋のシンボル「酒林(さかばやし)」
日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。「搾りを始めました」という意味である。
吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、やがて枯れて茶色がかってくる。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語る。
今日では、酒屋の看板のように受け取られがちであるが、元々は酒の神様に感謝を捧げるものであったとされる。
(Wikipediaより)
明治初期からの建物です。(明治一桁から20年頃)
昔は大通りに面している建物は、大名行列を見下ろしてはいけない、お店を出入りするお客様を見下ろしてはいけない、という意味から、あまり二階を作りませんでした。こちらは総二階になっているので、そういう時代よりは新しいだろうというお話です。
南向きの白壁
当時は部屋の中に電気がなかったので、南向きの壁に漆喰(しっくい)を塗り、向かいの北向きの部屋の間接照明にしていました。
壁の下は雨水などでの汚れを目立たないように黒くしてあります。
つづく
akane.y
関連記事