ワインアドバイザー 髙野暖さん

ワインアドバイザー 髙野暖さん社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザーである、髙野暖さんにお話をお聞きしました。長野市平林にてワインや日本酒等のお酒を扱う流通業をされています。

吉澤「長野のワインについて教えてください」

実は長野県のワインは世界水準なんです。こんな話があります。フランス農務省のワイン担当官が長野のワインを飲んで「フランス、イタリア、ドイツ、カリフォルニア、スペインなどのワインは問題としないが、日本の長野のワインは将来競争相手になるだろう・・・」と言ったと。

ソムリエの田崎真也さんなど、超一流の著名なワインのプロフェッショナルが審査員を務める「長野県原産地呼称管理制度」に合格したワインには、お墨付きの印にこのマークが使われます。長野県原産地呼称管理制度の審査会では、国際的レベルのものしか合格しません。
ワインアドバイザー 髙野暖さん

吉澤「なぜそこまで長野のワインのレベルが上がったのですか。」

実は地球温暖化の影響があるんです。昔は長野県は寒すぎてワイン用ぶどうの栽培に適さなかった。しかし、最近では日中の寒暖の差がほどよくなった。高品質なワイン用ぶどうが収穫されるようになったんです。1985年頃から温暖化による影響の兆候があったと言われています。
あわせて、栽培家や醸造家の皆さんのたゆまぬ努力があったおかげで大変品質のよいワインが出来ています。


また、長野県原産地呼称管理制度の創設も、品質の向上に寄与しました。制度が創設されたのは2002年のことですが、3年経った2005年頃から格段にレベルが高くなってきました。「超一流のプロに認められるワインを造る」その思いがワインを造ってきた人々の情熱を引き出し、各方面から注目を集めるようになりました。

こうしたことにより、国産、特に長野県産のワインは現在品薄になっています。

県内でワイン用ぶどうの栽培が盛んな地域は、塩尻市、高山村、上田市、東御市、小諸市、池田町、松本市、宮田村などです。


ワインアドバイザー 髙野暖さん吉澤「外国人に人気のものはどれですか」

中国、台湾、韓国などのアジア系の方には、このアイスワインが人気です。甘みが強くて好まれています。(安曇野ワイナリーナイヤガラアイスワイン「木花」、りんご「夢木花」)


ワインアドバイザー 髙野暖さん欧米の方にはこちらの本格派「井筒ワインメルロー樽熟」です。


吉澤「髙野さんの感じる長野の魅力は何ですか。」

海外の方にとって、長野には魅力的なものがたくさんあります。スキーや温泉、豊かな自然などが豊富にあり、これらを目的に訪問する外国人観光客が増えてきました。新潟や富山、石川県の小松に茨城などの各地方空港には、中国や韓国、台湾などへの定期便が必ずあります。羽田や成田、中部国際空港からも距離がある長野県の場合、松本空港から海外への定期便が創設されアクセスがより良くなることが望ましいと考えます。

特に軽井沢には以前から台湾、中国、韓国からよく来られていますね。中国を始めとした時間距離が短く大きな市場が近くにあるのだから、今後、長野県の観光産業においては近隣諸国の重要性が増してくることが予想されます。弊社も中国、台湾、韓国などへの販売を検討しています。


吉澤「世界の中の長野ワインの位置づけについてなど分かりました。ありがとうございました。」

酒とワインの専門商社 高野総本店
http://takano-sht.main.jp

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2012年11月06日 Posted byシフォン☆ at 18:53 │信州ブランド関連資料