河原啓一郎さん (河原启一郎) ① アジアで看護ボランティア

ロケットニュース24より
http://rocketnews24.com/2012/09/18/249033/
自転車で世界一周をしている、長野市出身の河原啓一郎さん。
直接お会いでき、お話をお聞きしました。
学生時代、カンボジアを旅行中に遭遇した惨状
---7才の女の子が片足の膝から下を負傷し、父親が自らの手で麻酔なしで娘の足を切断し、縫った---
医療の行き届かない現実。
「自分は何をやってるんだ」と無力さを感じ、帰国後、看護学校に通い看護師となり、世界一周に乗り出した。
単なる自転車での世界一周ではなくて、「医療という面も含めたボランティアをしながらの世界一周」をしている。

雲南地震支援の裏に隠れる大きな3つの問題に気づいた。
1つ目は人々がかつての2008年四川大地震の規模と比べて、大丈夫だろうと軽く見てしまったこと。
2つ目は新聞テレビ等各メディアは同時に起こった日中関係の悪化による報道一色で、本当に報道されるべき国内の問題、雲南に関するニュースが少なく、人々の被災地に向ける関心が得られなかった。
3つ目。それでも寄付やボランティアに志願したいという多くの方々がいるが、汚職と賄賂により人々が信頼できる窓口が国内になく、助けられる力があるにも関わらず無駄になってしまっていた。
装備を整え、各地で支援物資を集め列車46時間、雲南へ向かう。
しかし、80kgの医薬品等支援物資を抱え被災地に向かう途中、貴陽で暴徒化した中国人20〜30人程に暴行を受け襲われた。
一緒にいた地元の友達も本人も「自分は日本人じゃない、韓国人だ」と言ったが、「そんなの関係ない」と襲って来た。
彼らは相手が日本人だろうと韓国人だろうと中国人だろうと、関係なく襲ってくる。
あの時期はそこら中で中国人が中国人を傷つけ合うほどだった。
これについて翌日、フォロワーからsina,tencent合わせ12万件の応援と謝罪が寄せられた。
そのほとんどが河原さんを支持するものだった。
彼の活動への支持が集まり、今や中国では最も有名な日本人の一人になっている。

すると普段市民救済に力をほとんど貸さない警察、自分の手柄のようにネットに書き込み、
それに対して国民が批判。
その後様々な議論を生んだ。警察は彼を外国人だからと特別扱いしてるんじゃないか、なぜ国民の権利は軽視されていくのか。等。。
「中国では誰もが数台自転車を盗まれているが決して警察には届け出ない。全く取り合ってくれることなどなく、泣き寝入りする他ないのが現実。」
また、「お互いの国の悪いところは報道されるが、紙面はそこに炎上し良い面が隠れてしまっている。政治問題や悪いところを言い合っていてもいつまでも足踏みしてばかり。しかし民間の力なら変えられる。お互いの国の良い面をもっと伝えたい。人は人。政治は政治。」
今では中国・香港・台湾・日本で、メディアに講演にと多数出演されています。
柔らかい声、優しい口調で語ってくれました。
こうしてたくさんの人の心と体を癒しているんですね。
akane.y
河原啓一郎さん (河原启一郎) ② 旅のスタイル