インバウンドの取組み 別所温泉 上松屋旅館 倉沢晴之介さん①

長野県別所温泉にある上松屋旅館を経営されている倉沢さんにお話をお伺いしました。

SNS、ネットを使った世界からの集客に成功されており、インバウンドについてもとても詳しくていらっしゃいます。

数回に分けてお知らせします。

私からの「外国人客誘致の方法は?」の質問から・・



外国人客誘致の方法については、温泉地と旅館を周知させることが必要。外資系AGTとの契約も一つの手。(Expedia,booking.com, agodaなど)



よくある誘致商談などでは小さいところしか来ない上、労力がかかる。また何かに特化しているところや有名どころから実施しているところが多いので、そこから外れる地域にとっては遠回りになってしまう。



元々日本以外の外国人はグループで行動しないのでグループを獲得することはターゲットにしていない。中国人マーケットもまだまだ旅行先のパターンが変わっていないので、対象とするには早い。



そういう意味では、FIT色の強く直近で自由に予約できるネットが有効。



(倉沢さんの旅館では英語・中国語対応可能なため、オペレーションについても問題なし、基本の外国語案内所類に加えて、おしながきなども作っています。こういうところは長野県では稀ですね。)



最近多いのが直接メール問い合わせでのやりとりでも予約につながっている。

あとはfacebookなどのSNS。は日本の旅館で一位ファン数をもっており、95%外国人。





プロダクトについても、日本人に売り込むのとは違った提案をしている。よくあるパターンで日本人向けパンフレットをそのまま訳すことがあるが、外国人には意味不明になる。デザインも好みや趣向もちがうので。 ないよりましだが。



全体的に外国人客にマッチした上松屋さんのコアコンピタンス4つ



①言語対応の信頼性

②ソーシャルネットワーク

③ブッキングチャネル増強

④プロダクトの見せ方や売り方





(つづく)
2012.06

インバウンドの取組み 別所温泉 上松屋旅館 倉沢晴之介さん①
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インバウンドの取組み 別所温泉 上松屋旅館 倉沢晴之介さん②
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インバウンドの取組み 別所温泉 上松屋旅館 倉沢晴之介さん④
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2012年09月08日 Posted byシフォン☆ at 07:01 │別所温泉 上松屋旅館